さて今回は、ダイソーのそっくり腕時計シリーズ（いつシリーズ化した？）第二弾、500円ウォッチレビューです。
本家ダニエルウェリントンと比較しながら、その細部に迫ります！
目次
中身が見えないパッケージはシリーズ共通？
まずはパッケージから見ていきましょう。
ご覧のとおり、パッケージは中身が見えないプラ袋。
（写真右は、同じくダイソーのチープカシオ風デジタル時計）
高級感のかけらもありませんが、ダイソーにそれを求めるのは無理というもの。
というか、誰も求めてないですね（笑）
私の行ったダイソーには、ピンクとブルーの2種類が売ってました。
ダイソーにしては高額で、価格は堂々の500円なり！
100円ショップだからと油断してると、レジの精算で「えっ？」となるのでご用心。
ブランド名は、Rosso Bianco（ロッソビアンコ）
ブランド名は、Rosso Bianco（ロッソビアンコ）。
イタリア語で「赤と白」という意味だそう。
BとRを組み合わせたロゴマークが、ダイソーの高額商品シリーズ（※）であることを物語っています。
（※）ロッソビアンコ銘で、万年筆なども販売しているようです。
パッケージ下部には「日本メーカー ムーブメント使用」の記載が…
なんとムーブメント（中の機械）は、日本が世界に誇るセイコー製品が使用されているようです。
裏面には商品番号の記載もあります。
今回ご紹介のダニエルウェリントン風がNo.1、前回ご紹介のチープカシオ風がNo.3となっており、No.2が存在する模様…
No.2は現在入手困難な、タイメックスのキャンパー風かもしれません。
チープカシオ風ダイソーのレビューはこちら
なかなかおしゃれで、いい雰囲気！
中身を取り出すとこんな感じ。
なかなかおしゃれで、いい雰囲気ですね。
（人気腕時計のコピーなので、あたりまえ？）
文字盤は12時位置にロゴが書いてあるだけで、実にシンプルです。
本家以上に簡素なデザインですが、バランス的にはロゴ下に「Rosso Bianco」の文字表記もあったほうが良かったと思います。
5分刻みのインデックス（目盛）もメッキ仕上げで質感は良いのですが、文字盤に塗装剥がれがあったのは残念です。
剥がれてたのは1個だけなので、運悪くはずれを引いただけだと思いますが、品質は価格なりということでしょう。
ムーブメント（中の機械）はセイコー製！
ところが、パッケージにも書いてあるように中の機械（ムーブメント）は、信頼の日本メーカー製！
裏蓋には「PC20S」と刻印されており、調べてみると「セイコーインスツル株式会社」のムーブメントとのこと。
しかしこの商品、いったいどこで利益が出てるんでしょうね？
ムーブメント単品で購入しても、日本円で300円～600円程度するみたいですから…
ベルト目当てでも損しない？
さらにベルトのクオリティもなかなかのもの！
以前専門店で購入した類似ベルトと比較しても遜色なく、ベルトだけでも500円以上の価値がありそうな感じ。
ベルト目当てで買っても損はしないと思います。
ベルト幅は20mmというメンズウォッチの一般的なサイズですから、他の時計に着せ替えてもよさそうです。
で、つけてみるとこんな感じ。
オシャレさんが身に着ければもっと映えるでしょうね！
塗装剥がれという残念ポイントもありましたが、総合的にはなかなかの出来栄え。
しかし、この評価はダイソー単独で見た場合のもの。
本家ダニエルウェリントンと直接比較すれば、評価は変わるかもしれません。
果たしてその結果やいかに？
さっそく比較してみましょう！
本家ダニエルウェリントンと徹底比較！
ダイソーはペラペラのプラ袋に入ってましたが、ダニエルウェリントンは豪華な箱入り！
裏蓋にも高級感があります。
文字盤には塗装の剥がれもなく、全体的な質感はこちらの方が上。
ベルト交換用の専用工具もついてます。
やはり本家は違いますね。
一番の違いは文字盤のインデックス（目盛）
並べてみるとそっくりですが、やはり細かいところに違いがあります。
一番の違いは文字盤のインデックス（目盛）。
5分刻みのインデックス（目盛）は、ダイソーもそれなりに盛り上がっていますが、ダニエルウェリントンのそれにはかないません。
写真で見てわかるようにダニエルウェリントンの方が立体的で、文字盤全体の質感もダイソーを上回ります。
ダニエルウェリントンのほうが薄くてスタイリッシュ！
本体もダニエルウェリントンの方が薄くてスタイリッシュ。
竜頭のデザインもしゃれていて、ダニエルウェリントンのほうが細部まで作りこまれている感じです。
ひっくり返しても、ダニエルウェリントンの方が高級感があります。
まあ、ダイソーの方が高級感があるとなったら、ダニエルウェリントンは形無しですから、これはこれで当然の結果ともいえますね。
さらに、ダニエルウェリントンの方は身に着けたときに、より薄く見えるような工夫もされています。
（ダイソーも同様のデザインになってますが、すこし詰めが甘い感じ）
この写真をご覧いただければ、ダニエルウェリントンのほうが、実際の厚さよりも薄く見えるのがお分かりいただけると思います。
ベルトを外して本体だけ並べてみると、時計そのものの出来栄えの差が良く分かりますね。
別々に眺めれば大差ないように見えるが…
ちなみにベルトの幅は同じなので、ダイソーのベルトをダニエルウェリントンにつけることもできます。
その結果が以下の写真ですが、同じベルトにすると、ほとんど差がないように見えますね。
こうしてみると、腕時計に占めるベルトの役割が意外なほど大きいことが分かります。
ベルトを替えると全体の印象が大きく変わる、という良い実例になりました。
一見そっくりで、別々に眺めれば大差ないように思えますが、細かい仕上げはダニエルウェリントンの方がやはり上。
それでも、24倍以上の価格差を考えれば、ダイソー大健闘！といえるでしょう。
気になる点がいくつかありますが、500円には見えないだけに、次はパクリデザインではなくオリジナルデザインを見てみたいところ。
いくら似てても「モノを持つ楽しさ・喜び」は本家にはかないませんからね。
ダイソーは通販してないので、代わりに店舗検索をどうぞ。
ダイソー店舗検索はこちら
Show様
いつも楽しく拝見しております。
今日、たまたまダイソーに行く用事があったので、
「ダニエルウェリントン風があるかなー」と思ってみてみたら、
チープカシオ風とタイメックスのキャンパー風がありました。
ちなみにタイメックスのキャンパー風はNo.16でした。
ずいぶん間が飛んでますね、謎です。
買おうかどうしようか迷ったのですが、
レジが混んでて時間がなかったので今回はパスしてしまいました。
次回行っても、もう売っていないかもしれませんが。
キャンパー風はNo.16なんですね。
正確に時間軸を追っていないので違ってるかもしれませんが、キャンパー風の方が先だったような…
いずれにしても全16種類の割には、他の腕時計を見かけませんね（笑）
比較の為にDWを購入なされるとは流石です。
設定定価に1/50程の開きがある事を考えればRBの出来は十分以上ですよね。
実は、DWの方は（楽天ショップの）グリプスさんからご提供いただいたものなのです。
もともとはカシオと対決（比較）レビューを書くためにいただいたのですが、あまりにもいいタイミングでダイソーのRBが手に入ったので（もちろんこっちは自費購入）先にRB対DWの対決レビューとなった次第です。
なので次は、DWにちょっと雰囲気の似たカシオの腕時計とDWを対決させますよ！
ダニエルのもどきに相対するカシオは何か、気になります。
妻のカシオMQ24が電池切れ。今日イオンの時計店に持参したら１６００円かかると、カシオで防水チェックするかは未確認。
ダイソーに電池SR626SWが見当たらず、電気屋でパナソニック製、４３９円を買い、先ほど交換終了。プロの技術料は時計本体の価格とは無関係でしょうけど、何とも釈然としない。使い捨てにされる安価な時計があるやと思うと、複雑な心境です。メーカーにしたら新品の売り上げは気になるでしょうし。あ、ワタクシ、貧乏性です。
イオンの時計店が防水チェック込みかは分かりませんが、1,600円なら買い換えたほうが安いので何とも釈然としませんね。
ちなみに、カシオのお客様サポートでMQ24の電池交換料金を確認したら、税抜き1,000円でした。
この料金には、技術料、防水検査料金、部品代（防水パッキン（Oリング）、電池）が含まれていますが、送料は別なので結局買い替えたほうが安いということになってしまいます…
この記事を見させて頂いて猛烈に欲しくなり近所のダイソーへ…しかし売り切れorz（そもそも入荷してないのか？）
結局四件周りましたが見つけられませんでした。
タイメックスとチプカシもどきは有ったんですが…
手に入らないとなると更に欲しくなってくるのが人のサガ（笑）
これから定期的にダイソーに立ち寄ることになりそうです。
田中様
コメントありがとうございます。ブログ管理人のShowです。
逆に私の行きつけのダイソーではタイメックスもどきを見かけたことがないので、結構店舗によってばらつきがありそうですね。
ダイソーのサイトで確認したところ、取り寄せできるようなので頼んでみてはいかがでしょうか？
サイトによると「JANコードをご確認の上、店舗にご来店いただきますようお願い致します。」とのこと。
たぶんパッケージのバーコードに書いてある数字がJANコードだと思うので、以下にその番号を記しておます。
4 549131 445992
あと、ピンクとブルー両方とも同じ番号だったので、ベルトカラーを指定したほうがいいかもしれません。
こんにちは。
ダイソーで見かけて気になっていました。
なかなか･･･いや、かなり良く出来てるみたいですね。
そうなんですよ。
500円とはいえ、あなどれません。
ただ、私の行きつけのダイソーではすでに売り切れで、次に入荷するかどうか怪しいですね。
やはりダイソーの商品は、気になったときはすぐ買わないと「また今度」は通用しないのかもしれません。
こんにちは(こんばんは）。
気になってしょうがなかったので、買ってみました。
実際手に取ってみて、予想を上回る出来の良さ。
ベルトも良いですね！
「予想を上回る」というのは全く同感です！
ベルトだけでも価格以上の価値があると思いますし、これで500円とは驚くばかりですね。
ダイソーヴェリントンに、いつの間にか黒文字盤合皮ベルトVerが出ておりました。
しかも今度は中身が見えるパッケージ！ダイソーは攻めています。
欲しいと思いましたが、SEIKOのSKX013を購入したばかりなので控えました。（苦笑）
しかし今回も売れそうな予感です。
それ見ましたよ！
その時は買わなかったのですが、数日前に行ったらすでに売り切れてました。
革ベルトもそこそこ良さそうな雰囲気でしたので、あれは人気が出ますね。
比較のDW、残念ですがコピー商品です。
本物は裏ブタのDWの上はMADE IN CHAINAの文字はなく、何も刻印ないです。
SMYさま
コメントありがとうございます。ブログ管理人のShowです。
DWの偽物疑惑はYouTubeでも複数の方から指摘されてたのですが、「MADE IN CHINA」の文字は裏蓋に刻印されていたのではなく、シールに書いてあったものだったのです。
動画撮影中はシールの存在に気づかず「シールは貼ってません」としゃべってますが、撮影後に気づいてはがしました。
↓の動画の13分19秒に、シールをはがした後の裏蓋がチラッと写っていますので、お時間がありましたら、ご確認いただければと思います。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=800&v=AS7cdFFBhb0
本物にはそんなシールすら貼ってないよ、ということだったら反論しにくいですが、すくなくとも裏蓋に「MADE IN CHINA」と刻印されてないのは事実です。
この100均の時計は、改造カスタムできますか？
できるなら、やりたいです。
rossoさん、コメントありがとうございます。
ブログ運営者のShowです。
カスタムの内容によっては難しいかもしれませんね。
でも、ベルト交換なら簡単にできますよ。
たしかこの種の腕時計は通常のものと異なりムーブメント(および文字盤)を取り出すためには「風防をはずす」必要があるうえ、風防も頻繁にはずすような構造になっていないと思われるため、ほかの腕時計よりもカスタムのベースとするには難しいかもしれません。
記事を読んで入手したくなったので、近所のダイソーふらりと行きました。より取り見取りで、一部で入手困難と言われているタイメックス風カーキもゴロゴロ。悩んだ挙句、ダニエルウェリントン風の白文字盤と黒文字盤の2個を購入しました。ぱっと見は本家（？）と区別がつきません。これで1000円＋消費税はお安いですね。
S13_RB26さん、コメントありがとうございます。
ブログ運営者のShowです。
タイメックス風もあるとは、品揃え豊富ですね。
私はいまだ実物を見たことはありません。
近所のダイソーには入荷したことがあるかすら怪しいです。
DW風の黒文字盤はこの前、見かけましたがすぐ売り切れになってました。
やはり人気があるのでしょうね。
Showさん
何気なしにダイソー巡りをした所、タイメックス キャンパー風のカーキ色に2種類ある事が判明しました。パッケージ裏面のCNPJ:14.987.685/0001-16やNo.16である事、バーコードも同じです。１つはブラインドパッケージで12時の下にRとBを組み合わせた様なロゴがひし形の枠に入っていて、もう1つは前記ロゴの位置にダイレクトに”Rosso Bianco”と書いてある物の2種です。それ以外は同じな様です。思わず双方購入してしまいました。オールブラックの方も同様なのかどうなのか、調査中です。
実物を持ってないので画像検索してみましたが、見つかったのは「ひし形ロゴ」ばかりでした。
ダイソーは売り切れたら取扱終了してしまうことが多いみたいですが、タイメックス風腕時計は人気商品なのでメーカーに追加発注したのかも。
それでロゴが変わったとか。
もしそうなら、うちの近くのダイソーにもあったりして。
今度行った時によく見てみます！
Showさん
オールブラックモデルも同様の様です。ヤフオクとか見ると、”Rosso Bianco”ロゴの物が出品されてます。ひし形ロゴは絶版ですかね。個人的にはひし形ロゴの方が好きです。空メールを送っていただければ、先週末の戦果の写真をお送り出来ますけど…。
何か、ダイソーの戦略にはめられている気がしますが、今日もふらふら巡って見ようと思います。DW風にもロゴ違いがでてたりして。
S13_RB26さん、情報ありがとうございます。
ヤフオクで”Rosso Bianco”ロゴ版の写真みました。
確かに、ひし形ロゴの方がいいですね。
やっぱり、ちょっとでも目先を変えようというダイソーの戦略でしょうか？
メールの件は、他の人の写真ですが見ることができましたので、そこまでごお手間をおかけいただかなくても、かまいませんよ。
その時間にかける分を、ダイソー巡りに回してくださいね！
私も時間が取れたらダイソーに寄ってみます。
Showさん
5軒ほど回りました。No.2は”FINANO”と言うブランド名のDW風ともタイメックス風とも違うものでした（防水無し）。バンドの色違いで2種ほど存在する模様。また、DW風をベースにして、文字盤のデザインをディズニーに変えたバージョン（ブランド名は”ディズニー”でした）も3種ほどありました。さすがに買いませんでしたけど。一番の愛用腕時計カシオF-84Wの出番が減ってしまいましたけど。
さすが！5件も回るとは行動的ですね。
私の方はなかなか行く暇がないので、またネットの写真で確認しました。
大理石風文字盤のFINANOは、雰囲気よさそうですね。
あからさまなパクリデザインじゃないのも好感が持てます。