いきなり本題からそれますが、もし「チープカシオの名品(おすすめ)は?」と聞かれたら、真っ先に「A158WA-1」をあげるでしょう。
チープカシオの名品「A158WA-1」
- 1,000円ちょっとで手に入る安心感(高品質)
- レトロ感が楽しめる秀逸なデザイン
- クッキリ読みやすいデジタル表示
これほどコスパの高い腕時計は、なかなか他に見つけることができません。
目次
ストップウォッチよりタイマーの方が…
ですが、今回レビューするのは写真右の「W-213-1A」です。
それなのに「A158WA-1」を引き合いに出したのは、「A158WA-1」にはカウントダウンタイマーがついてないから…
だからといって「A158WA-1」の評価が下がることはありませんが、タイマーが使いたい場面も結構あります。
たとえばカップ麺を作るとき。
タイマーが「ピッ」と鳴ったら、出来上がりです。
ストップウォッチのように、経過時間を度々確認する必要もありません。
集中したいときにタイマーを!
もっと高度な例をあげるなら、こんな使い方はどうでしょうか?
それは、「何かに集中したいとき」に使うのです。
ピっと鳴るまで一つのことに集中する。
すると不思議と集中力が増してきて、効率よく物事を進めることができるのです。
そのとき、経過時間を気にする必要はありません(というより気にしないほうがいいです)。
ですが、残り時間を確認するのはOKです。
確認することで、「あと残り5分!もうひと踏ん張り!」という感じで、さらに集中できるようになりますよ。
人気のF-91W(右)と一緒に
少し短めの時間を設定するのも効果的です。
「10分頑張ったら、あとは好きなことをしていい」というルールなら、気が進まないことでもやってみという気になりそうですよね?
まあ、こんな感じでタイマーがあれば何かと便利なんですよ。
ということで、やっと本題…
タイマー付きのチープカシオを発掘!
そうなんです、今回タイマー付きのチープカシオ「W-213-1A」を発掘したのです。
しかも、ルックスもなかなかのもの!
流線形のケースがスタイリッシュです。
ただ、F-201はデザインがダサいんです。
(F-201が好きな人ごめんなさい)
なので、イマイチ買う気になれませんでした。
やはり身に着けるものですから、好みのデザインのほうがいいですね。
オール樹脂製(裏蓋のみステンレス)なので高級感には欠けますが、黒と銀の組み合わせはなかなか精悍。
カシオお得意(?)の文字盤のゴチャゴチャ感もほど良いバランスで、チープカシオならではのデザインにマニア心がくすぐられます。
肝心のタイマーは最大24時間の計測が可能な長時間仕様(最小単位は1分)。
しかもオートリピート機能つきです。
アラームが5本もついている!
さらには5本のアラームを備えるなど、機能面では一部のG-SHOCKに勝るといっても差し支えないでしょう。
そのアラームがまた凝っていて、全5本のアラームに日付指定ができるのです。(さらに1本はスヌーズ機能付き)
色々な組み合わせでアラームがセットできるので、簡易スケジューラーとして十分活躍してくれそうです。
- デイリーアラーム
時刻のみ指定する(毎日鳴る)アラーム - デイトアラーム
月日と時刻を指定する(指定日だけ鳴る)アラーム - 1マンスアラーム
月と時刻を指定する(1ヵ月間毎日鳴る)アラーム - マンスリーアラーム
日と時刻を指定する(毎月指定日に鳴る)アラーム
たとえば、4番目のマンスリーアラームは「毎月10日はポイント5倍デー」とかの通知に使えそうです。
5本のアラーム別にオン・オフ状態が常に確認できるのもグッドです。
数字もクッキリ読みやすいうえ、ボタンも押しやすい!
欠点らしきものが見当たりませんよ!
液晶の視野角が少し狭いのが唯一の欠点…
しいていうなら、液晶の視野角が少し狭いことぐらい。
ですがベルトの腕なじみが良いため、常に正面から時計が見られる(外側を向きにくい)ので、ほとんど気になることはありません。
腕に良くなじみズレることもない
チープカシオの隠れた名品!
しかし、これほどの名品が日本国内販売されないのはとても残念ですね。
もちろんストップウォッチもついている
なので、久しぶりに声出しレビューを撮影しました。
デザイン、機能ともに素晴らしく、チープカシオ好きのマストアイテムになるかもしれませんよ!
まだ取扱ショップも少ないので「チープカシオの隠れた名品」といった感じですね。
(アマゾンは、はなぜか高額なショップばかりでした)
アマゾンで「W-213」の価格を確認する
(いずれも本記事執筆時点)
ということで、最安店は以下のショップ。
(これも執筆時点)
商品ページはゴチャゴチャッとしてますが(楽天あるある)日本語取説のコピーをつけてくれたりして、なかなか親切なお店です。
Showさんお久しぶりです。
ごちゃっとしたレイアウト。一見無骨ながらカシオらしく多機能質実剛健。
そそられますね!
F-201もホームセンターで気にはなっていますが、やはりその…なんとも言えぬダサさが(笑)海外版のカラー違いのモデルはまだしもなんですが。
そういえば、先日フォーラムに新ネタ投稿させていただきました。ご笑覧いただければ。
Showさんお久しぶりです。
F201は機能的に素晴らしく、しかも安価でホームセンターで気にはなっていますが、あのなんとも言えぬダサさゆえ購入がためらわれます(笑)
海外版のカラー違いはなかなかいけてると思うんですが。
このモデルはチープカシオらしくごちゃっとしながらも手堅くまとめられていてそそられますね。
先日、フォーラムに新ネタを投稿させていただきました。ご笑覧いただければ幸いです。
そうですよね。
機能と価格に限ればF201に勝るチプカシはないのでは?と思いますが、あのダサさはちょっと…という感じですね。
金の外枠がすべてを台無しにしているような気がします。
といいつつ、いつの間にか「食わず嫌いは損!このダサさこそチープカシオの真髄!」とかいって、手のひら返しレビュー書いたりして(笑)
「つきのとけいてん」さんでも取り扱っていますが、海外モデルでは外枠が白だったり、青だったりするようですね。
これなら普通にカッコいいんですが。
https://item.rakuten.co.jp/gryps-/f201wa-1a/
なんでコレを国内で売らないんでしょうか…。
信仰心でも試されてるんでしょうかね(笑)
ですよね!
しかも、国内版は9Aで、海外版が1Aというのも解せません。
あまり売れてもらっても困るので、わざとダサくしてるのでは?と勘ぐってしまいます。
差し色一つでこんなにも印象が違ってくるのですから、ほんとにデザイナーさんて責任重大ですよね。
しかし、一見ダサい金色をあえて採用したということは、何かこう…深い意味があるのもしれません。
F-201を何のてらいなく、気負うことなく身に付ける人こそ、真のチプカシストなのかもしれませんね。
私はまだその領域に到達していませんが(笑)