チープカシオにニューモデルが登場しました!
その名は「B650WD-1A」。
大型フォントが印象的な、スタンダード・デジタルウォッチです。
目次
想像以上の存在感!
実は私、カタログ写真を見た時点では、「A158WA-1」の大型バージョン的な商品だと思ってたのです。
ところがどうして、実物を手にしてみると「A158WA-1」とは、まったくの別物!
大型ボディは想像以上で、チープカシオらしからぬ存在感に驚かされました。
チープカシオの定番「A158WA-1」より二回りほど大きく、G-SHOCKのスピードモデルとほぼ同じ。
チープカシオとしては、かなりのビッグサイズです。
それでいて、チープカシオならではのレトロ感は健在!
繊細さと力強さを兼ね備えたデザインに、チープカシオの新定番モデル登場を予感させます。
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視認性の高い極太フォント
さらに数字も、このとおり極太!
斜めから見ても全点灯状態にならない(※)ので、視野角も広く視認性は抜群です。
(※)一部機種には、斜めから見ると数字が全点灯状態(日の字型)になり、視認性が下がるものがあります。
コントラストが高く、数字がくっきりしており、これほど視認性の高いデジタル腕時計も珍しいです。
もう少し余白が欲しかった
ただ一つ欲を言うなら、もう少し余白が欲しかった。
極太フォントは存在感があっていいのですが、ぎゅうぎゅう詰めな感じがして、見ていてちょっと疲れます。
「肩に力が入りすぎ」といった感じでしょうか。
縦方向を少し縮めて余白を作ってくれたら、もっとリラックスできるデザインになったかと思います(あくまで私の主観ですが)。
とはいえ、視認性が高いのは間違いありません。
ライトも左側のみの点灯ですが、明るく光って暗い場所でも良く見えます。
反転液晶っぽく光るのも面白いです。
カシオスタンダード・デジタルの伝統に忠実な配色
文字盤(見切板)は、「F91W-1」のデザインを踏襲しており、ザ・チープカシオといったところ。
配色も黒、白、ゴールド、ブルー、レッドの組合わせになっており、カシオスタンダード・デジタルの伝統に忠実です。
一方で防水機能表示には、修正が加えられています。
「WATER RESIST」と「WR」の二重表記は姿を消し、具体的な数値が記された「WATER 5BAR RESIST」に修正されました。
次に本体に目を向けると、こちらはクールな「つや消し」の銀色。
少しヒンヤリとした雰囲気です。
よく見ると液晶背面も灰色で、ボディーの色調に合わせてあるので、よりクールな印象になるのでしょう。
チープカシオらしからぬ(?)高級感がありますね。
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本体とベルトの質感が一致してないのが、ちょっと惜しい!
ただ、本体とベルトの質感が一致してないのが、ちょっと惜しい!
これは金属ベルトのチープカシオ全般に言えることですが、「B650WD-1A」はボディーが大きいだけに目立ちます。
もう少し色味が近ければ…と思いますが、数千円の腕時計にそこまで求めるのは酷ですね。
腕に着けてしまえば、それほど気にはなりませんので、そこは良しとしておきましょう。
それより、ちょっと珍しい蛇腹のベルトが気に入りました。
指紋が目立ちやすいという、欠点もありはしますが、なかなかオシャレなベルトです。
機能的には、チープカシオの標準仕様
機能的には、チープカシオの標準仕様といったところで、特筆すべき所はありません。
(言い換えれば、ごく普通のデジタル時計)
カウントダウンタイマーがないので、物足りない人がいるかもしれません。
型番(B650WD-1A)的には、カウントダウンタイマーありの「B640WD-1A」の上位モデルっぽく見えますが、機能的には下位モデル。
これはちょっと意外でした。
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A158WA-1とはボタン機能が入れ替わってる
「A158WA-1」に慣れた身からすると、操作的にも戸惑いました。
というのも、右側ボタンと左上ボタンの機能が「A158WA-1」とは入れ替わっているから。
ストップウォッチの操作を例に説明すると、スタート・ストップ、リセット操作がまったく違う手順になるのです。
機種 | スタート/ストップ | ラップタイム/リセット |
---|---|---|
A158WA-1 | 右ボタン | 左上ボタン |
B650WD-1A | 左上ボタン | 右ボタン |
「B650WD-1A」が初チープカシオなら問題ないでしょうが、買い替え(買い増し)の場合は戸惑うこと間違いなし。
慣れてしまえば違和感はなくなると思いますが、できれば統一してほしかったところです。
塗装のはがれが心配
もう一つ懸念しているのが、塗装の剥がれ。
普通のメッキではなく、金属風塗装という感じなので、剥がれやすそうな気がします。
こればかりは、しばらく使ってみないと何とも言えませんが、メッキのチープカシオより丁寧に扱ったほうがよさそうです。
チープカシオの新定番モデル登場の予感?
ところで、冒頭に「チープカシオの新定番モデル登場の予感」と記しましたが、現時点では難しそうです。
その理由は「B650WD-1A」が海外専用モデルということ。
そのため入手経路が、ほぼネット通販に限られるというのがネックです。
やはり、ホームセンターで気軽に買えるようにならないと、チープカシオの定番モデルとはいえませんから。
価格も3,000円近くしますし、「A158WA-1」が1,000円台で買えることを考えると、定番の座を奪うには至らないかな、と思います。
とはいえ、時計自体は非常に素晴らしく、新定番モデルと呼ぶにふさわしい内容です。
もし国内販売されたら、きっと相当な人気モデルになるでしょう。
また一つ、お気に入りの腕時計が増えましたね!
いかにも体格の大きな外人さん専用という感じのするモデルですね。
フォントも見やすくて個人的にWL-500-1AJFの大きさや形状に近い気がします。
このB650WD-1Aの不思議な引力があるトータルデザインはどこか惹かれます。
多々有るスタンダード系の国内販売にあまり力を入れてくれないのが本当に残念。
話はそれますが、フルメタルGショックが凄く魅力的ですね。
フルメタルと言う点でかつてのカシオトロンを思い起こさせます。
カシオさんどうか生誕30周年の A168Wにもメタルモデルを!(絶対不可能
確かに、A158とかだと大柄な外国の方たちには小さすぎるでしょうから、B650は海外向けで国内販売はないかもしれませんね。
私もスタンダード系の国内販売を拡大してほしいと思ってるのですが、その望みは薄そうですよね。
あと、フルメタルGショックは予約してるんですが、先月(5月)の入荷分も手に入りませんでした。
6月入荷分が回ってくればいいんですが、どうなることやら。気長に待つことにします。
女性ですがメンズの時計が好きでチプカシはいくつか持っています。
たいした仕事はできないロボットみたいな感じでかわいいです。
身の回りではアップルウォッチ使ってる人が多いのですがなんでも出来る優等生よりこっちのほうが好きです。
私もアップルウォッチを含めスマートウォッチは使ったことないです。血糖値が測定できるようになったら欲しいと思っていますが、その時はカシオと両腕使いになりそうです。