初めて腕時計を予約しました!
といっても、もう届いてるので「予約購入しました」が正解ですが、その腕時計がこちら…
G-SHOCK「GST-W310D-1AJF」です!
G-STEELの第3世代モデルで、前2世代よりも小型化され、日本人にも腕馴染みがよくなっているのが特徴です。
とはいいつつも、かなりのゴツめ。
金属パーツを全面に押し出したデザインも相まって、重厚感あふれる腕時計となっています。
目次
重厚感が欲しかった!
そうなんです、この重厚感が欲しかったのです!
チープカシオも好きなんですが、重厚なのも欲しかったのです。
しかし、これまでピッタリするのが見つからなかった。
第1・第2世代のG-STEELはゴツすぎですし、MT-GやMR-Gは(高くて)手がでません…
待望の新製品!
そこに飛び込んできたのが、2017年6月の新製品情報!
第1・第2世代のG-STEELよりも、10%小さいとのこと。
価格的にはMT-G「MTG-1500-1AJF」に迫りはしますが、ここそまさに望んでいたもの!
懐的には痛いのですが、思い切って予約しました。
メーカー希望の3割引!
選んだショップは「ソフマップ デジタルコレクション」。
価格はほぼ横並びでしたが、予想よりも値引が多く、消費税&送料込みでトータル価格は34,020円なり。
メーカー希望価格(45,000円[税別])の3割引で買えました!
ちなみに、初代G-STEEL「GST-W110D-1AJF」はもう少し安くて、税込み33,000円程度です。
(注)海外モデルで同じ外観の「GST-S110D-1A」が30,000円未満で販売されていますが、電波受信機能がありませんのでご注意ください。
初代G-STEELの発売当初(2015年6月)は、実売価格が34,000円程度(税込み)でしたから、それほど値崩れしてないですね。
家電製品とは違い、新製品が出たからといって旧モデルが安くなることはないようです。
なので「安くなるまで待とう」とか、買い時を見定める必要はありません。
欲しい時が買い時ですね。
(期間限定モデルのように、時期を逃すと入手困難になるものは別ですよ)
予約したら発売初日に届いた!
てな感じで、うっかり予約してしまった(?)わけですが、予約すると発売初日に届くのですね!
これにはビックリ!
予約とはいえ、決済完了は発売日の5日前。
配達日指定もしてなかったので、2~3日後の到着だろうとのんびりしてたら、発売初日午前9時前には受け取り完了!
はからずも、発売初日に手にすることになりました。
ただし、その日は別件対応のため触ったのはほんの一瞬。
チラッと眺めただけでした。
ずっしり伝わる重厚感!
翌日じっくり手にしてみると、ひしひしと伝わる重厚感に圧倒されそう!
第1・第2世代のG-STEELより、10%小型化されているとはいうものの、それでも十分ゴツイです!
チープカシオ(F-91W-7M)と比べてみてると、その差は歴然!
同じG-SHOCKの「GA-100-1A」や「GW-8900A-7」よりは小さいのですが、ステンレスパーツが目立つ分だけ迫力があるのです。
重量も183g(※)で、F-91Wのおよそ9倍(F-91Wは21g)。
(※)ウレタンバンド・モデルは84g
第1・第2世代のG-STEEL(195g)より軽量化されているとはいえ、それでもかなりの重量級。
ウレタンバンド・モデルにすればよかったか…とも思いましたが、今回ばかりはメタル感を堪能したかったのです。
それにしても、バンドだけで90g以上あるんですね。
コマ抜きすれば少しは軽くなりますが、体感できるほど軽くなるかどうか…
着けてるだけで、腕が鍛えられるかもしれません(笑)
しかしその分、バンドの造りは凝ってます。
というのも、このバンド…
一見ステンレス無垢バンド、実は…
一見ステンレス無垢のようで、実は板巻きバンドなのです。
板巻きバンドというのは、中芯に金属板を巻きつけて形成するバンドのことで、金属バンドのチープカシオに多く用いられています。
価格を低く抑えられるメリットがある一方、横から見ると素材むき出しで、ちょっぴり残念な見た目が欠点。
しかし「GST-W310D-1AJF」の場合は、中芯が外装に覆われているので、一見すると無垢バンドにしか見えません。
外装の継ぎ目も目立たないところに隠してあるので、このバンドが板巻きバンドと気づく人は少ないはずです。
板巻きバンドにありがちな「シャカシャカ感」もなく、しっかりした造りになっています。
バネ棒なので調整しやすい!
さらにもう一つ重要なのが、比較的容易にサイズ調整できること。
精密ドライバー(マイナス)があれば、時計屋さんにもっていかなくても、自分で調整できるのです(多少の慣れは必要)。
その理由は、バンドのコマが「バネ棒」で接続されているから。
この価格帯の腕時計であれば、コマの接続は「Cリング方式」が一般的。
カシオでいうと「リニエージ」クラスからCリング方式が採用されていますが、このタイプのバンドを調整するには専用工具が必要です。
ですが「GST-W310D-1AJF」はバネ棒方式が採用されていますので、前述のとおり精密ドライバー(マイナス)で調整可能。
時計屋さんに頼んだら500円くらいはかかるので、とてもありがたい仕様ですね。
バックルの調整穴も4つあるので、微調整が可能なのもうれしいところ。
バネ棒方式のおかげでバンド側面に穴がなく、すっきりしているのも好印象です。
また、ほとんどのコマが外せます(※1)ので、コマ数のバランス(※2)もとりやすくなっています。
(※1)バックルおよび本体に接続している4個以外はすべて外せます。
(※2)6時側と12時側のコマ数を調整(一般的には6時側を少なく)すると装着時の収まりが良くなります。
ゴツくて重量級の「GST-W310D-1AJF」ですが、このバンドのおかげで腕にぴったりフィットして、装着感は快適です。
表面処理も美しく、半光沢のヘアライン仕上げにより、ステンレス削り出しのような質感が感じられます。
中央コマの一部はポリッシュ(光沢)仕上げになっており、さりげない高級感のアピールが心憎いですね。
高級感と力感あふれるベゼル!
高級感といえば、ベゼルの存在感も見逃せません。
バンド同様、半光沢のヘアライン仕上げで、高級感と力感あふれるデザインです。
ベゼルを固定しているビスの存在も、この腕時計の堅牢なイメージをより強固にしています。
ねじ止め位置が不ぞろいなのは、このビスが飾りビスではない、本物であることを主張するためかもしれません。
そして、このベゼルのなかに、G-SHOCKならではの特殊構造が凝縮されているのです。
2層で守る、レイヤーガード!
ベゼルを横から見ると、黒と銀の2層構造になっているのがお分かりいただけると思います。
これこそが、G-STEELで採用された「レイヤーガード構造」!
樹脂(黒)と金属(銀)の2層構造で、衝撃から時計を守っているのです。
さらに樹脂はケース下部にも使用されており、いたるところにG-SHOCKのアイデンティティーが見受けられます。
樹脂パーツは高級感を阻害する存在でもありますが、こと「GST-W310D-1AJF」に関していえば、そのようなことはありません。
自らの存在は主張せず、あくまで時計を下支えする緩衝材として、デザインの中にうまくとけ込んでいるのです。
ステンレスの銀色に樹脂の黒が加わることで、重厚感がより引き立っており、全体のイメージを引き締めることに成功しています。
加水分解の呪縛からは逃れられない?
と「いいことづくめ」のようですが、樹脂パーツならではの弱点もチラホラ…
それは、この堅牢な「GST-W310D-1AJF」をもってしても、加水分解(※)の呪縛からは逃れられないだろう、ということ。
(※)ゴム製品が水分と反応して分解され、ボロボになること。
2層構造のベゼル下部と、ボディー下層の樹脂パーツは、他のG-SHOCKと同様に、ウレタン素材が使われている模様…
ということは「加水分解」の恐れがある、ということです。
耐衝撃性能のために、樹脂素材が必要なのは分かるのですが、それなりの値段がするのですから、これは少し残念です。
「近年(1996年頃以降)のモデルでは加水分解が起きにくくなっている」という、Wikipedia情報に期待しましょう。
劣化の進みは使用環境にもよりますし、こまめに手入れすれば寿命は延びるはずなので、あまり心配しないほうがよさそうですね。
この造形美を楽しむべき!
それよりこの造形美を楽しむべきです。
文字盤にも樹脂が多用されていますが、複数パーツによる多層構造とシャープな造形により、チープ感はありません。
インデックス(5分刻みの目盛)は、衝撃時の脱落を防ぐため、リング状のパーツに一体形成されているなど、隠れた配慮も充実してます。
このような立体型のインデックスは、別パーツで形成され、文字盤に植え付けられているのが一般的。
しかし、これはG-SHOCK。
耐衝撃性能を謳うG-SHOCKならではの、細かい配慮が施されているのです。
しかも造形は、いたってシャープ。
堅牢性と装飾性を高い次元で両立しているのはさすがです。
インデックスを含めた文字盤は、立体的で質感が高く、価格以上の満足感をもたらしてくれます。
その文字盤で時を指す針は、重厚な腕時計にふさわしい、太くて力強いもの。
他のどのパーツの色調とも異なるこの針は、文字盤に埋もれることなく、どんな角度から見ても時刻の確認が可能です。
その一方で、視認性の高いこの針は(太いがゆえに)液晶表示の読み取りを妨げる、邪魔な存在にもなりえます。
液晶表示を邪魔しない針退避機能!
しかし「GST-W310D-1AJF」は、針退避機能でその問題を解決しています。
時刻、アラーム、タイマーを設定するときは、針が自動的に液晶外に退避するほか、手動で退避(※)させることもできるのです。
(※)左下ボタンの長押し(約2秒間)で退避します(再度長押しで解除)。
針には夜光塗料が塗布されているうえ、LEDライトも装備されているので、夜間の視認性も万全です。
しかも「GST-W310D-1AJF」のLEDライトは、文字盤と液晶を同時に照らす「ダブルLEDライト」。
文字盤のみを照らすシングルLEDと比べても、圧倒的な視認性を誇ります。
機能面で物足りないと感じる人はいないはず!
もちろんストップウォッチやアラームなどの機能も充実しており、機能面で物足りないと感じる人はいないはず。
中でも面白いのが、アラームの「カウントダウン機能」と、ワールドタイムの「都市スクロール表示機能」です。
前者は、アラーム設定時刻の60分前になると、3時位置の液晶ディスプレイに残り時間が表示されるという機能。
1時間も前からカウントされると、少しせわしない気もしますが、なかなか粋な計らいです。
そして後者も、細かい配慮がうれしい便利な機能。
ワールドタイムの該当都市名をスクロール表示してくれるので、どこの時刻を表示しているか分かりやすくて非常に便利。
3文字の都市コードを覚えてなくても大丈夫なのです。
時刻修正機能も、もちろん万全。
GPW-2000の「3 Way時刻修正機能」こそ未搭載ですが、世界6局の電波を受信する「マルチバンド6機能」により、時刻はいつも正確です。
ボタンが押しやすくて操作性も良好なので、日常的に使用してもストレスを感じることはありません。
なにより、この重厚なデザインがたまりません!
針にもう少し高級感があれば満点でしたが、それは「あえて言うなら」というレベルの話。
小型化されたことで精悍さが増した、新型G-STEELは、早くもコレクションのトップクラスに登りつめそうです!
更新を楽しみに拝見しています。
これ、欲しくなりました。3年前にリサイクル屋で買ったAWG101は3つ目が見え辛く、ライト点灯時の視認性も気に入らず、売却処分。
似たようなデザインでも性能の進歩はビックリ、爺ショックです、ベタですけど。価格と重量がもう少し軽ければ…
いつもありがとうございます。
新型G-STEELも液晶は小さめですが、ノーマル液晶モデルなら視認性はバッチリですよ!
価格と重量に関してはいかんともしがたいですが(笑)、価格以上の満足感が得られるのでおススメです!
いつも楽しく拝見させて頂いております。レビュー大変参考になりました。
普段はW800やA168,WV-M200改などを使用しておりますが、先日仕事でデパート
に行き久々にテナントの時計店に立ち寄りGST-W310Dを見て触れて一目惚れしました。
しばらく落ち着いていた腕時計購入欲が久々にMAX手前まできております。
G-STEELはGST-W100D-1A4JFを持っていましたが息子に貸したら戻ってこなくなりました。
また息子に狙われるかもですが多分近々購入し暫く鑑賞用として楽しみます。
(G=SHOCKといえどいきなり傷つくリスクの高い現場仕事では勿体無くて…)
ヒットマンさん、コメントありがとうございます。
ブログ管理人のShowです。
GST-W310Dいいですよね!
GST-W100D-1A4JFの現物は見たことないんですが、二つ揃えてみ比べるのも楽しそうです。
傷については私も同感!
G-SHOCKはガシガシ使ってこその腕時計だとは思ってますが、購入直後に傷つけてしまったら、私もひどく落胆しますね。
ビンテージ加工のMT-Gみたいに、いい感じに仕上がってくれればいいんですけど…
ところで「WV-M200改」の「改」ってところが気になりますね~
カスタムされてるんでしょうか?
「改」は盛り過ぎですね、ご想像通りと思いますがAE-2100WDの三つ折れメタルバンドと
WV-M200-2AJFの樹脂ベルトを交換しているだけです。
ピカピカ度がアップし『ノーマルと違うんだぜい』的な小っちゃい自己満足が得られ
着脱もしやすくなりヘビロテのイッカクを担っています。
もしかしてバンド交換かな?とは思いましたが、交換相手がAE-2100WDのとは想像できませんでした。
そういったカスタムもカシオならではですね!
WV-M200-2AJFは曜日が漢字表示できたりするので、気になるモデルの一つです。
ご無沙汰しております。その節は大変お世話になりました。これ?会社の上役が
先日購入し、試着?したばかりです(^^)その人は私よりも、腕が太いので
グラグラでしたが、重量感満点でした。良い買い物ができて羨ましい。
現在、そろそろ夏なので?タイドグラフ付きのGW9110辺りを考えてます。タイド付きは既に所有してますが・・・・悪い病気ですね。Swow様が新しいのを
購入と聞くと?つられてしまうのですw←人のせいはアカンですねぇ~(^^;
知り合いがサーフィンをやってますが、何と?先日海でGをなくしてしまい、NIXON
というサーフィンウォッチを購入しましたが、初日に水没・・・・また結局Gを買い
直してました、やっぱりCASIOが良いねぇ~(汗)と、壊れないしと真顔で言って
ました。新機G大事に、ご愛用ください!私も手に入れたら?例の保管場所に
無造作に放り込んどきます!
そうなんですよ!この重量感が、たまらなくいいのです!
bitiさんの購入候補?のGW9110もいいですね!
汗っかきの私には「錆に強いラストレジスト構造」に惹かれるものがあります。
NIXONにも「おっ」と思わせるデザインがありますが、いざ買うとなるとCASIOになりますね。
それはそうと、例の保管場所がご健在のようで何よりです!
Hello sir,
I used to own a GST-S100-2A. But i sold it already. The reason were, yes…the band was not solid steel, the urethane middel part between the face and the back case seems to be soft & the stop watch only can count until 1 hour. Other features like solar & hand swapping for world time were very appreciated. Above all, it was only another selection of g shock which add up the our choice.
Thank you.
手首は何cmでしょうか。
Tcm91さま、コメントありがとうございます。
ブログ管理者のShowと申します。
私の手首サイズは約17cmです。