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しっとり美しい液晶画面
届いた包みを開けてみると、思ったとおりの腕時計が姿を現しました。
しかも、液晶画面が実に美しい。
文字盤は透き通った湖面のように瑞々しく、デジタル数字をくっきりと浮かび上がらせます。
液晶を縁取るブルーグリーンのリングは、湖面に映った緑樹のように爽やかです。
画面中央に位置するのは、現在時刻。
カシオ腕時計トップクラスの特大フォントで、誇らしげに時を刻みます。
画面は3分割されており、上段に月・日・曜日、下段に秒を表示。
各段には、異なるサイズの文字が使用されており、アウトドアウォッチらしい躍動感を演出しています。
CASIOのブランドロゴが、液晶画面内部にプリントされているのも特徴的。
カタログではツインセンサー搭載が大々的に取り上げられていますが、むしろ「液晶画面の美しさ」と「視認性の高さ」こそ、この腕時計(SGW-100-1)の最大のアピールポイントではないでしょうか。
時刻が読みやすいデジタルの腕時計が欲しい人にこそ、ぜひ手に取ってほしい一品です。
ただ、カタログ写真からは、その魅力が伝わってこないのが残念です。
これは液晶画面だけでなく、ベゼル、ケース等の外観全般にも当てはまります。
要するに、カタログ写真は商品の魅力を十分伝えきれていない、ということです。
カタログ写真よりカッコいい
確かに実売7,000円程度の腕時計ですから、高級感に乏しいのは否めません。
しかし、実物を手にしてみると、思いのほかカッコいいのです。
液晶画面の美しさは前述のとおりですが、ヘアライン仕上げのベゼル(液晶周囲のリング状の部品)もまた美しい。
他の時計と質感がちょっと違うな?と思って調べてみると、どうやらベゼルの素材はアルミとのこと。
どおりで、滑らかでしっとりとした質感を解き放っているはずです。
ボディのいたるところに記された、独特のゴシック体による文字列は、航空機のコーションマークを想起させ、高機能性をアピールしています。
黒と銀で構成された外装はメカメカしく、アウトドアウォッチらしく堅牢なイメージ。
プロトレックは持ってないので並べて比較はできませんが、個の質感なら十分満足できる仕上がりだと思います。