ようやくカシオさんも、チープカシオを本気で売る気になったのかもしれません。
というのも、日本国内では販売されないだろうな…と思っていた、チープカシオの新商品が、国内投入されたからです。
チープカシオは、日本国内より海外カシオの方が充実しているという背景があります。
今回紹介する腕時計も2019年1月にヨーロッパカシオで販売開始されたのですが、日本でも販売されるとは思っていませんでした。
目次
高級感あふれる仕上がりに感動!
その腕時計がこちら…
「MQ-24G-9E」と「MQ-24M-1E」です。
いかがでしょうか?
従来のMQ-24シリーズとは一線を画す、高級感あふれる仕上がりですね!
こちらは樹脂バンドのMQ-24-7B2
その理由は、やはり金属バンドが装備されたインパクトの大きさに尽きるでしょう。
蛇腹とミラネーゼ(メッシュ)の2タイプ展開で、それぞれ金・銀2色があり、好みに合わせて選べるようになってます。
今回私は、蛇腹は金色を、ミラネーゼは銀色を購入してみたのですが、それぞれ品がありますね。
特に蛇腹バンドの方は、時計の付け根から先にいくにしたがって細くなっており、とても繊細な仕上がりです。
どちらもメンズモデルとして販売されてますが、既存のMQ-24シリーズと同様に女性がつけても何ら違和感はないでしょう。
バンド幅はメンズとしてはかなり細め
蛇腹バンドは女性向きか?
というより、蛇腹バンドは女性向きかもしれません。
サイズ的には、腕まわり20cm超でも大丈夫ですが、全体的に華奢な印象もあるので、筋肉系男子には合わないような気がします。
でも誤解しないでほしいのですが、全く男性には向かない、という意味ではないですよ。
平均的な体格の男性なら、何の問題もないはずです。
成金趣味的な嫌みが出かねないゴールドにしても、全体的に光沢が抑えてあるので、渋めで落ち着いた雰囲気があります。
これを着ければ腕元がシックに決まるでしょう。
モデルが私ですみませんが、実際に着けてみるとこんな感じです。
渋くて繊細なゴールド!
エレガントなミラネーゼ(メッシュ)バンド
一方のミラネーゼ(メッシュ)バンドの方ですが、これまたとってもエレガントです。
細かな網の目が繊細で、キラキラと光を反射するので、高級感が際立ちます。
蛇腹バンドと同様に繊細なイメージなので、こちらも女性の腕でひときわ映えることでしょう。
もちろん、男性がつけても大丈夫です。
ただ、蛇腹タイプにも言えますが、男性が装着した場合、一歩間違えるとジジ臭くなってしまうのが欠点かもしれません。
まあ、オシャレに気を付ければ何とかなるでしょう。いや、なるはずです!(笑)
ともかく、バンドが金属になったことで、フォーマルウォッチの雰囲気満点な素晴らしい腕時計に仕上がりました。
ボディはプラスチック製だが…
ただし、ボディはプラスチック製で、塗装により金属っぽく見せているだけなので、過度な期待は禁物です。
塗装が剥がれる懸念もあります。
チープカシオは細かいことは気にせずガシガシ使えるのが魅力の一つですが、この腕時計はできるだけ丁寧に扱うのがいいでしょう。
とは言いつつも、一般的にはそこそこ高価な腕時計に見えるのではないかと思います。
テカテカのメッキではなく、半光沢(やや艶消し寄り)に仕上げてあるので、シックで落ち着いた雰囲気がありますから。
腕時計にはあまりお金を掛けたくないが、チープカシオではあんまりだ…という人も、これなら満足できるのではないでしょうか?
着けるだけでスマートになった気がする?
なによりこの腕時計をしていると、なんだか自分がスマートな(洗練された)人間になったような気分になります。
実際にスマートになるかは別としても、この腕時計をさりげなく着けこなせれば、好感度が上がるかもしれませんよ!?
薄型なので時計が自己主張しすぎる事はありませんし、よほどタイトな袖口でない限り引っ掛かることも無いでしょう。
さりげなく、スマートに身に着けることができるのが、この腕時計の最大の魅力ですね。
MQ-24だけでビジネス、フォーマル、カジュアル全部そろう!
金属バンドモデルが登場したことで、MQ-24だけでビジネス、フォーマル、カジュアルすべてカバーできるようになりました。
チープカシオブームも一段落して、樹脂バンドのMQ-24に乗り遅れたという人も、こちらを試してみてはいかがでしょうか?
ついにカシオの中の人ががチープカシオに本気を出した?
ところで、冒頭で「カシオさんもチープカシオを本気で売る気になった」と申し上げましたが、それにはもう一つ理由があります。
それは、チープカシオらしからぬ豪華な箱に入っているからです。
これまではプラスチックケースだったが…
金属バンドのMQ-24は豪華な箱に入っている
これまではプラスチックケースだったが…
金属バンドのMQ-24は豪華な箱に入っている
これは「この腕時計はショーウィンドウで展示販売してほしい」というカシオの方針(意気込み)の現れではないでしょうか?
チープカシオの販売形態は、ホームセンターなどの壁際にフックにぶら下げて展示してあるのが典型的な形です。
今回は通販で購入したので、店舗販売の様子は確認していませんが、どのような形で販売されるのか興味深いところです。
ショーウィンドウに展示されているチープカシオ。
一度見てみたいものです。