「つきのとけいてん」様より、レビュー用サンプルとして、美しい文字盤のチープカシオ(MTP-VD01D-2E)をいただきました!
目次
美しいネイビーブルーの文字盤!
まずは文字盤の拡大写真をご覧ください。
いかがでしょうか?
深みのあるネイビーブルーが美しいですね!
写真ではうまく伝わらないかもしれませんが、放射状に変化するグラデーションが艶やかで、奥行きすら感じられる文字盤なのです。
イメージとしては、深海写真が近いでしょうか?
70年代に流行したグラデーションダイアルのような紺色の色彩が美しく、これで3,000円強とは驚きです!
紺色ダイアルつながりで引っ張り出してきた「タグホイヤーs/el(※)」と比べてみても、文字盤の発色はカシオの方がきれいなぐらい。
(※)1990年代後半に約8万円で購入したもの
これでアプライド・インデックス(立体構成の目盛)だったら完璧ですが、この値段でそこまで求めるのは酷ですね。
低価格ゆえの弱みもあるが…
他にも、ラグ(足の部分)の仕上げが粗かったり、バンドが無垢材ではなくて板巻きだったり、低価格がゆえの弱みはあります。
ラグ部分の仕上げが若干粗い
バンドは板巻き
ラグ部分の仕上げが若干粗い
バンドは板巻き
インデックスに夜光塗料が塗布されてないのも、同じくコストの問題でしょう。
(時分針は光るので、夜でも時刻は確認できます)
いかにも回転しそうなベゼルも、完全固定で回りません。
要するに「見栄え上の演出」なんですが、指を掛ける凹凸まで再現してあり、ダミーとはいえ質感はそこそこ高いです(笑)
さすがに、こういった細かいところの仕上がり具合は、タグホイヤーにはかないませんね。
価格差を考えれば当然ですが、ベゼル、ケース、バンドといった外装の仕上げ(質感)はタグホイヤーに軍配が上がります。
細部の仕上げの差に関しては、その積み上げが価格に反映されるわけですから、これは仕方がないですね。
(そもそも30倍以上の価格差なので)
文字盤まわりの出来栄えが素晴らしい!
しかし、針についてはほとんど差がなく、秒針の先端を黄色で塗装してある分、カシオ(MTP-VD01D-2E)の方が上ともいえます。
デザインの方向性が異なりますから単純比較はできませんが、そこを考慮しても文字盤に関してはカシオの方が断然きれいです。
時計の顔ともいえる文字盤まわりが美しいので、数万円クラスの腕時計にも引けを取らない高級感がありますね。
もちろん、じっくり見比べれば違いは分かりますが、目立つところはきれいに仕上げてあるので、あらが目立つこともありません。
力を入れるところと(いい意味で)手を抜くところのバランスが良い!
力を入れるところと(いい意味で)手を抜くところのバランスがいいので、3,000円強の価格でこの質感を保っているのだと思います。
電波受信もソーラー発電もない、ごく普通のアナログですが、これほど文字盤がきれいな腕時計も、他にそうはないでしょう。
日本国内では発売されていない海外専用モデル!
ちなみに、この腕時計は海外専用モデルとなっており、日本国内では発売されていないものです。
やはり海外カシオは、いいモノを出しますね。
ダイバーズっぽい逞しいルックスですが、50m防水なのが少々残念ですね。まあ100m防水にするとそのぶん値段も上がるでしょうから仕方ないところでしょうか。
それにしてもタグホイヤーが8万ですか。今じゃ有名ブランドは軒並み値上がりして中々手の届かなくなっちゃいましたね。
90年代中頃は300m防水のサブマリーナーが30万、シーマスターも20万くらいで買えたと記憶していまが、今では倍以上の価格に…
あの頃に色々買っとくべきだったなあ…と(笑)
そういえばフォーラムの最初のページに移動できなくなってます。時間があるときに見てもらえないでしょうか?
タグホイヤーといってもクォーツですが、セールの目玉商品でかなり値引きされてたので、やっとの思いで買えたのです。
でも、それも昔の話。もはやネットの写真を眺めるだけですね(笑)
PS:フォーラムの件承知しました。
フォーラムの不具合修正しました!
またのご利用お待ちしております。