腕時計に関する面白ネタを探して、日々ネット界隈を放浪している管理人のShowです。
そんな私が仕入れたネタは…
目次
G-SHOCK(スピードモデル)をMIL-SHOCKに!
G-SHOCKを「ミリタリー仕様」に改造する「MIL-SHOCK」カスタムです!
実際に軍用として使われている訳ではないようですが、ミリタリー感を楽しむというコンセントが面白いですね。
ナイロンベルトに交換することで、見慣れたG-SHOCKが一味違ってカッコよくなり、装着感も向上するとのこと。
これを聞いたら、素通りするわけにはいきませんね!
ということで、カスタムの一部始終を手順書形式でご紹介いたします。
MIL-SHOCKカスタム手順・必要なもの
まずは、MIL-SHOCKカスタムに必要なものを確認しましょう。
- G-SHOCK本体
なにはさておき、必要なのがG-SHOCK本体!もちろん、愛用のG-SHOCKでもよいのですが、できれば新品を調達しましょう。
これは何も「買え買え」と購入をそそのかしてるのではなく、新品(に近い状態)のほうが安全に作業できるためです。MIL-SHOCK化するには、オリジナルのベルトを外す必要がありますが、そのとき「バネ棒」という部品を外す作業を行います。
しかし使い込んだG-SHOCKの場合、バネ棒が、さびで固まってしまい、外せないことよくあるのです。
(新品に近いほど、作業が簡単)
無理して外そうとすると、時計を傷つけたり、怪我をしたりしかねないので、できるだけ新しい時計でトライすることをおすすめします。あと、G-SHOCKなら何でもいいわけではなく、次で説明する「先環カバー」の取付可能なモデルに限定されていることにも注意が必要です。
DW-5600、DW-6900、GA-100などに取付可能ですが、適合モデルの最新情報は、先環カバーの販売ページで必ず確認してください。
- 先環カバー
そして、このパーツがMIL-SHOCK化のカギを握るアイテムです。
このパーツにはベルトを通す輪っかがあるのでG-SHOCKに取付けることで、引き通しベルトが装着できるようになるわけです。ただし、先ほどご説明したとおり、取付可能なG-SHOCKは限られているので、販売ページで必ず確認してくださいね。
- ナイロンベルト
これもまた必須アイテム(というか、これを取り付けるのが最大の目的)ですね。先環カバーの輪に通るベルトが必要になるわけですが、幅24mm、厚さ1.4mmのベルトがジャストフィットします。
先環カバーと同時購入したこのベルトがまさにそのサイズで、MIL-SHOCK専用かと思うくらいのピッタリサイズでした。引き通しベルトで1.4mm厚というと、かなり厚いほうなので、幅さえ合えば大抵のベルトは通ると思います。
ナイロンベルトの販売ページはこちら
バリスティック・ナイロン・バンド(楽天)(※)楽天で注文する場合は、サイズ(24mm)と色を指定してください。
バリスティック・ナイロン バンド[簡単キット付](アマゾン)
(※)アマゾンで注文する場合は、色を指定してください。
- バネ棒外し
「バネ棒外し」も絶対必要な「必須アイテム」です。オリジナルのベルトを外すときと、先環カバーを取り付けるときに使用します。
私は、先環カバーと同時注文すると、1円で買えるバネ棒外し(※1)を使いましたが、ベルトのおまけ(※2)に付いてくるものでも大丈夫です。バネ棒外しの販売ページはこちら
1円カンタン初めてキット【 バネ棒はずし】(楽天)(※1)1円で買えるのは、先環カバーまたは時計ベルトと一緒に購入する場合に限られます。
(※2)先環カバーをアマゾンで購入すると、バネ棒外しがおまけについてくるようです。
私は楽天で購入したので、アマゾンのおまけ内容は分かりませんが、楽天と同じショップさんなので写真のバネ棒外しがついてくると思います。
楽天、アマゾン共に、いつまで続くサービスか分かりませんので、終了してたらごめんなさい。
- ダンボール箱
ここからは「できれば用意してほしいもの」になりますよ。
まずダンボール箱ですが、図に書いたとおり、バネ棒の紛失防止のために使います。「腕時計のベルト交換あるある」といっていいほど、バネ棒はピョンと飛んで、すぐに無くなってしまうのです。
なので、図のように箱の中で作業することをおすすめします。
楽天、アマゾンのリンクも一応貼っておきますが、スーパーにいけばタダでもらえるので、そっちの方が断然お得ですね。
- 保護メガネ
保護メガネは無くても作業可能ですが、安全のためできるだけ使用するようにしてください。
ダンボールのところでも書いたように、バネ棒は勢いよく飛んでしまうことが良くあり、万一目に当たったら非常に危険です。また、バネ棒外しは先がとがっていますので、作業に夢中になるあまり、怪我をしないとも限りません。
ですから、安全のためできるだけ保護メガネを着用するようにしてください!
- ゴム手袋
ゴム手袋は、滑り止め&手汗対策になるので、着用すると作業がしやすいです。
特になくても大丈夫ですが、腕時計カスタムにチャレンジするなら、あったほうが何かと便利だと思います。
MIL-SHOCKカスタム手順1・ベルトを外す
必要なものがそろったら、いよいよカスタム開始です!
まずはオリジナルのベルトを外しましょう!
- バネ棒の確認
G-SHOCKを裏返して、ベルトの結合部分を確認してください。
ベルトは図のように「バネ棒」という部品で本体に取り付けられています。この「バネ棒」を「バネ棒外し」を使って外していきます。
- バネ棒を押し込む
図のように、バネ棒の突起にバネ棒外しの二股になっている所を引っかけて、下に押し込みます。 - ベルトを外す
バネ棒を下に押し込んだ状態を維持しながらベルトをずらすと、ベルトが外れます。
ここまでの手順を動画で確認!
MIL-SHOCKカスタム手順2・先環カバーの取付(1)
続いて先環カバーを取付けます。
ここから少し難しくなりますが、必ず取付けられますので、落ち着いて作業しましょう!
- 先環カバーにバネ棒を差し込む
- バネ棒の先を時計本体の穴に入れる
- 先環カバーを押し込む
先環カバーを押し込んで、時計本体と合体させます。 - バネ棒を押し込む
先環カバーが外れないように注意しながら、バネ棒外しでバネ棒を押し込みます。 - バネ棒を押し込んだ状態(1)
バネ棒を押し込むと、写真のようになります。 - バネ棒を押し込んだ状態(2)
ただし、この段階ではバネ棒はまだ固定されていません。
バネ棒の右側は時計本体の穴に入っていないため、バネ棒全体が右下に傾いているのが分かります。このままでは先環カバーが外れてしまいますので、バネ棒を(この写真では上のほうにある)穴に差し込み固定します。
ここまでの手順を動画で確認!
MIL-SHOCKカスタム手順3・先環カバーの取付(2)
ここからが正念場です。
最大の難関ですが、もう一息で完成なので最後まで頑張りましょう!
- バネ棒を時計本体の穴に差し込む
この段階では、ばね棒の先端は穴の右上に位置しているので(下の断面図参照)バネ棒外しで穴に差し込みます。
最初にバネ棒を下に押し、その位置をキープしながら左に押し込むと穴に入ります。 - バネ棒が固定された状態
バネ棒が穴に入ると、写真のようにバネ棒が水平になります。 - バネ棒が固定されているか確認する
先環カバーを引っ張って、バネ棒が固定されていることを確認します。 - 先環カバーを取付けた状態
先環カバーを取り付けると、写真のようになります。
ここまでの手順を動画で確認!
MIL-SHOCKカスタム手順4・ナイロンベルトの取付
ここまで来たら完成したも同然!
ナイロンベルトを引きとおしたら完成です。
- ナイロンベルトを差し込む
腕時計の12時側からナイロンベルトを差し込みます。 - ナイロンベルトを引きとおす
差し込んだベルトを引っ張って、6時側の輪に引きとおします。 - 完成!
写真のようにベルトを通したら完成です。
お疲れさまでした!
ここまでの手順を動画で確認!
MIL-SHOCKカスタム手順の全貌はこちら!
MIL-SHOCKギャラリー
それなりに苦労するMIL-SHOCKカスタムですが、完成するとカッコいいですね!
装着感も快適なので、時間とお金をかけても「カスタムする価値あり」だと思います!
(写真クリックで拡大します)
更新を楽しみに拝見。いずれ来る5610のベルト交換の参考にします。
先日買ったのはダイソー プラネットのデジタル、金属ベルト。これ、A158系のパクリ。
前回のタイメックスパクリ風は品切れのまま店頭に現れず。158パクリも品切れになる予感が。今のうち、一興にいかがでしょうか。
昨日ダイソーに行く用事があったのでついでに時計コーナーを眺めてみましたが、そこにはA158風デジタルはありませんでした(残念)
ネットの写真を見た感じでは物凄くそっくりなので、見つけたら本物との比較記事を書こうと思っているのですが、なかなか巡り会えませんね。
ダイソーで又もや新しい腕時計が。ダニエルウェリントン風。
ダイソー、本家に怒られないですかね。
今日ようやくダイソーにて、A158風デジタルを発見!
ダニエルウェリントン風も隣にぶら下がってたので、両方とも確保しました。
近日レビュー予定です!
連投にて失礼します。
去年リサイクル屋で買ったロンジンの2針。分針の運針が20秒ごとのカシオと違って、味わい深い。
ダニエルもどきも2針ですが、実はまだ未開封。158もどきを堪能していないうちは(隠しコマンド等)、お楽しみは後程にと。
タイメックスもどきが発売されて以降、リサイクル屋よりダイソー巡りが主になりました。
実は、私もダイソーウォッチは未開封です。
腕時計が入ってるとは思えない、斬新なパッケージなので「開封の儀」動画は必須と判断し、撮影時まで未開封でとっておくことにしました(笑)
「DW-5600、DW-6900、GA-100用先環カバー」!!!
この様な、興味深い&実用的なカスタムパーツが存在するとは!?
本日、始めて知りました。
いつも、有用な情報&丁寧で詳細な解説に感謝します。m(__)m
近いうちに、私も「MIL-SHOCKカスタム」で楽しむこととなるでしょう!(^^;)
私の場合は黒ベルトにしましたが、オレンジなどのカラーベルトをつけてみるのも面白いかもしれませんね。
取付が少し難しいのですが、見た目も装着感もガラッと変わるので、それだけの価値があるカスタムだと思います。
是非楽しんでくださいね!
おはようございます
始めまして Showさん
私は韓国人です グーグル検索していて偶然にshowさんのブログに訪問するようになりました。 私が好きな情報がかなり多いようです。
かなり多くの真心が入ったブログですね
MIL-SHOCKカーズコム問い合わせもよろしいでしょうか?
DW-5035D(DW-5000シリーズ)でもMIL-SHOCKアダプタの互換が可能ですか。
お読み頂きましてありがとうございます
最近日本も結構暑いようですが、健康気おつけてください。
HOYAさん、コメントありがとうございます。Showです。
あいにく実物を持っていないため、推測で回答します。
DW-5035DにもMIL-SHOCKアダプターを取り付けられる可能性は高いと思います。
しかし、DW-5035Dはスクリューバックなので、DW-5600とはバンド接合個所の形状が違う可能性があります。
その場合は、アダプターを削るなどの加工が必要になるかもしれません。
Showさんコメント返事ありがとうございます。
韓国のG-SHOCKマニアがたくさんあるコミュニティにも問い合わせた結果
dw-5000シリーズも幸い、互換されるそうです。 ^_^
ブログに良い情報があまりに多いようです。
頻繁に訪問してもいいですか。
HOYAさん、気兼ねなくいらっしゃってください。
大歓迎です。
それから、互換性があってよかったですね!