この腕時計、白ボディーでカッコいいんだけど、反転液晶なのがネックなんだよな…
ノーマル液晶バージョンが欲しいんだけど、カシオさん製品化してくれないかなぁ…
とモヤモヤしたことは、ありませんか?
私はあります!
例えば、前回記事で紹介した「W-S220C-7B」。
ホワイトボディーに反転液晶の組み合わせが、G-SHOCK「GW-8900A-7」によく似てて、カッコいいですよね。
ちなみに、こちらがG-SHOCK「GW-8900A-7」です。
参考記事
目次
ホワイトボディーにノーマル液晶の別バージョンが欲しい!
でも視認性が今一つなので、メインの腕時計(常用)には向いてないんですよね。
反転液晶は「実用性より、ルックス重視で使うもの」と思ってますので、一応納得してますよ。
でも、心のどこかに「このホワイトボディーの出番が増えたら、もっと嬉しいのに…」という気持ちがあるのです。
ホワイトボディーにノーマル液晶搭載の別バージョンがあったらどんなにいいことか…
販売戦略など、いろんな理由でラインナップが決まるんでしようけど、ちょっとモヤモヤします。
W-S220シリーズの一番人気モデルになること間違いなし!と思うんですけどね。
これだけカラバリを揃えているんだから、ホワイト&ノーマル液晶があってもよさそうななのに、カシオさんにその気はないようです。
中身を入れ替えればいいのでは?
「それなら、中身を入れ替えればいいのでは?」
またまた、マニアの血が騒ぎだしました(笑)
改造手術に成功すれば、ホワイトボディー&ノーマル液晶のオリジナルウォッチが手に入るのです!
つまり…
これと
これの
中身を入れ替えて…
こうしてしまおう!
というわけなのです。
(入替え後の写真は合成です)
そこまでして欲しいか?という気がしないでもありませんが、我ながらなかなか面白いと思いましたので、チャレンジすることにしました。
もう一方の、ブラック&反転液晶のほうも、少し前にはやったオールブラックの腕時計ぽくて、なかなか良い雰囲気に仕上がりそうな予感がします。
ちなみに、オールブラックモデルは普通にラインナップされてるので、オールブラックが欲しいのなら、こっちを買うのが正解です(笑)
ベルトだけ入替えるのも面白そう!
そうと決まればさっそく分解、と思ったところに、もう一つアイデアが生まれました。
「ベルトだけ入替えたら、こんな感じにカスタムできるのでは?」というものです。
中身を入替えるには、どっちみちベルトを外す必要があるので、ベルトだけ入替えるのは、そんなに手間じゃありませんから、ついでにやってしまいましょう。
黒ボディーに白ベルトの方は、既存製品には見当たらないので、どんな感じになるか未知数ですが、案外面白い組み合わせになるかもしれません。
ベルトの「ユル・キツ」問題に直面!
ところが、世の中そんなに甘くはありませんでした!
いざベルトを入替えてみると、ベルトの「ユル・キツ」問題に直面してしまったのです。
つまり…
黒ボディーに白ベルトは、ベルトの付け根が「ゆるゆる」。
白ボディーに黒ベルトは、ベルトの付け根が「きつきつ」。
という事態に陥ってしまった、というわけなのです。
この腕時計のように、根元がガッチリ固定されているベルトでは、いったん外すと再取り付けに苦労することは、織り込み済み(覚悟の上)でした。
ですが、かたや「ゆるゆる」かたや「きつきつ」になるとは、思ってもみませんでした…
単なる個体差?
ホワイトバージョンは、ベルトが光沢塗装されている分、太くなるので本体側にマージンがつけてあるのでしょうか?
でもそれなら、白ボディーに黒ベルトのほうが、「ゆるゆる」になるはずですよね。
ということは、単なる個体差でしょうか?
それとも、製造工場が異なると、サイズも微妙に違ってくるのでしょうか?
色違いモデルなので、相互にベルト交換ができると思っていましたが、そんなに単純な話ではないようです。
推測としては、ベルト取り付け工程のときに、かごに入った大量のベルトの中から、ちょうどいいサイズのものを選定して取り付けているのではないかと思います(つまり個体差がある)。
となると、ベルト交換(修理)は、必ずメーカー送りになりそうてすね。
(時計屋さんでベルトを取り寄せてもらっても、ピッタリ合うとは限らないので)
うーん、新たな謎が生まれてしまいました(笑)
カスタム失敗か?
とにもかくにも、このままでは使い物になりません。
「ゆるゆる」のほうは、カッコ悪いところ(本体とベルトに隙間ができる)を我慢すれば、使えないことはありません。
ですが、「見た目を変えよう!」とカスタムした結果が、「カッコ悪くて我慢できるか?」というと、はなはだ疑問です。
さらに言うと、「きつきつ」の方は、ベルトが付けられなかったので、お話になりません(※)。
つまりカスタム失敗!ということです。
この方法では、ちょっと力がかかっただけで外れてしまうので、とても実用にはならず、あくまでも撮影用にすぎません。
とはいえ、見た目はなかなかのもの!
そんなこんなで、「W-S220-1A」と「W-S220C-7B」のベルト入替えカスタムが完成しました。
カスタム(ベルト入替え)前
カスタム(ベルト入替え)後
型番をつけるなら、「W-S220B-1A」と「W-S220B-7A」という所でしょうか?
ベルト交換カスタムのほうは、あまり期待してなかったのですが、ルックスに関してはなかなかの出来栄えです。
ボディーとベルトの艶が不ぞろい(黒はつや消し、白は艶あり)なのも、全く気になりません。
「ゆる・きつ」問題さえクリアできれば、このまま使うのもアリですね。
次こそは中身を入れ替えます!
何とかクリアしたい気持ちもありますが、本命の中身入れ替えカスタムが控えていますので、「ゆる・きつ」問題はいったんスルー。
対策はそのあと考えることにして、次こそは中身を入れ替えます!
ベルト入替えに、思いのほか労力を使ってしまい、中身を入替える余力が残っていませんでした…
こんばんは
今回のカスタムはとても興味深い内容です
同じモジュールのモデルで中身を入れ替えるというのは見た目がガラリと変わって面白いですね
ところで『ユル・キツ』問題は驚きました
私はヤフオク等でカシオの純正交換ベルトを何本も買って自分で取り付けしましたが、今まではそういう問題が起きた事がありません
もともと水色のベルトが付いていた8900に黒の無塗装ベルトを付けた時も隙間に問題はありませんでした
同じモデルの色違いで起きた問題なので不思議ですね
カシオのベルトには意味不明の刻印がありますが、あれって型番の役割があるのでしょうか?
『ユル・キツ』問題は不思議ですよね。
今まで起きたことがないと聞いて、更に謎が深まってしまいました(笑)
ベルトの刻印は、私もよく分からないのです。
金属ベルトの場合、ステンレス素材の種類が刻印されていることもあるようですが…
今回入れ替えた時計のベルトには、それぞれ違う文字が刻印されてましたので、製造工場とかが書いてあるのかもしれませんね。
初めまして。
いつも楽しく記事を拝見しております。
最近気が付いたのですが、
W-S220シリーズは前面のビスを4本外すと、ベゼルが簡単に外せますね。
この方法なら簡単に模様替えが出来そうです。
W-736HとW-735Hもベゼルが同型のようなので、入れ替えをしようか検討中です。
はじめましてKAZUさん。管理人のShowです。
コメントありがとうございます。
ベゼルの入替えとは!
その手は思いつきませんでした!
これならベルトの相性問題も起きないので、白ボディーに黒ベルトも比較的簡単に実現できそうですね。
時間ができたらトライしてみようと思います!