海外カシオの2019年5月新製品「A700」が、ついに「つきのとけいてん(楽天市場)」で販売開始されました!
今回その「つきのとけいてん」さまより、特別にサンプルをいただきましたので、早速レビューしていきましょう!
目次
とにかく薄い!
第一印象は「薄い!」の一言につきますね。
同じカシオスタンダード(チープカシオ)のA158W-1Aと比べてみると一目瞭然!
視覚的には半分ぐらいの薄さに見えますね。
実測するとA158の9mmに対して、A700は6mmでした。
これだけ薄いと、ドレスウォッチとしても使えそう。
価格でいえば、まぎれもなく「チープカシオ」なのですが、これまでにない高級感がありますね!
洗練されたデザイン!
高級感が増したのは、ケースが薄くなったのに加えて、デザインがより洗練されたからでしょう。
A158よりもエッジがシャープで、キリッとした印象です。
さらに文字盤もシンプルになって、レトロ感が一段と向上しています。
とにかく、じっくり見てくださいよ!
デジタルウォッチ好きなら、分かってもらえますよね?
この腕時計の素晴らしさが!
外周の黒枠がベゼルに溶けこみ、存在を消すことで、グレーの枠が浮き上がって見えますね。
B640も同じ志向のデザインですが、A700のほうが洗練されていると感じました。
70年代的なレトロ感も満点です。
機能表示部分のパステル調文字表記が70年代っぽくて、差し色としても効いてます。
そして、コントラストの高い液晶に、クッキリと時刻が表示されるのです!
やはり、海外カシオさんはデジタルウォッチ好きの気持ちをよく分かってますね。
液晶の視野角は装着時の視界に特化!
ただし、液晶の視野角は若干狭くなっており、正面から見たときはコントラストが低めです。
とはいえ、腕に着けたときに見る角度であれば、A158と何ら遜色なく、むしろA700のほうがクックりしているほど。
水平に近い角度まで傾けても、数字は読み取れます。
つまり、装着した時にちょうど良く見えるような視野角に特化しているわけです。
明るいライト!
しかも、ライトが明るい!
明るくなっているうえに、液晶全面を照らしてくれるので、夜間の視認性が格段と向上しています。
風防は無機ガラス!
その液晶を保護しているのが、無機ガラスです。
これまでデジタル式チープカシオの風防は樹脂製でしたから、ここも進化してます。
これで傷つきにくくなりました。
ただし、サファイアガラスほどの硬度はなく、傷がつくときはついてしまうので、できるだけ丁寧に扱ったほうがいいですよ。
ケースは従来どおり樹脂にメッキ
ここまでくれば、ケースもステンレスに変更か?!
と思いましたが、ケースは相変わらず、樹脂にメッキというスタイルです。
ここがステンレスケースだっだらと思えば、ちょっとだけ残念ですが、コストとの兼ね合いもありますから止むをえませんね…
電池寿命は3年に短縮…
それよりも、電池寿命が7年から3年に短くなっている方が残念です。
A158搭載の電池(CR2016)より、小さいもの(CR1616)が使われていますから、スリム化の代償だと推測されます。
CR2016を収めるスペースが確保できなかったのでしょう。
レトロな蛇腹バンドを楽しもう!
しかし、ないものねだりしても仕方がない!
それより、このレトロなデザインを楽しみましょう!
蛇腹のバンドが素敵でしょう?
手を動かすと、蛇腹の板が順番に光を反射してとても美しく輝きますよ。
A158のバンドを付ければ一気にモダンに!
もし「このデザインはレトロすぎる」と思った方は、A158のバンドと交換すればよいでしょう。
一気にモダンな雰囲気になりますよ。
逆にA158がレトロになります。
やはり、製品テーマを熟慮してバンドも選定してるのでしょうね。
何度見てもカッコいい!
それにしても、何度見てもカッコいい!
レビュー写真を撮り終えるまで、傷つけないよう本番投入は控えていたので、これから本格デビューが楽しみです!
ちなみに、A700のラインアップは全4種類。
「つきのとけいてん」さんでは、そのうち3種類をお取り扱いされてます(2019年9月3日現在)。
ゴールドも欲しくなりますね(笑)
この製品最近ネットで話題ですけど、凄くカッコいいですよね!!
今までの同系列のカシオスタンダードのデザインとは一線を画す、
シャープでどこかしら高級感のあるデザイン、この薄さ、正に
今までの野暮ったさから抜け出して洗練されたって感じですよね。
こういう製品こそ、国内発売して欲しいですよね。近年はカシオ
さんもアナログ高級機種にばかり気合入れてて、こういうデジタル
機種はおざなりですから、そろそろこういう先鋭的なデジタル時計
に回帰して欲しいです。
コメントありがとうございます!管理者のShowと申します。
よく分かってらっしゃる!(笑)おっしゃること全てに同意します!
ただですね、ヨーロッパのカシオは最近この手のデジタルにも力を入れていて、ステンレスボディーのデジタルも販売開始したみたいですよ。
↓
https://www.casio-europe.com/euro/products/watches/vintage/a1000d-7ef/
更にカシオビンテージの特設サイトも開設するほど力の入れようです。
↓
https://www.casio-vintage.eu/euro/
日本でも同じように力を入れてほしいですね!
管理人様、レスありがとうございました。
近年のカシオさんの国内発売の腕時計はアナログの高級機種
ばかりですし、海外で発売してる低・中価格帯のデジタル
機種も国内発売して欲しいですよね。
(チタン筐体のスクエアGとか、最近発表したようですけど)
このA700、私はこの機種そのものよりも、これの樹脂バンド
バージョンが出てくないかなと思ってるんですよね。貴記事
の中で取り上げられてるA158にもF91というバージョンが
ありますし、私今W217というチプカシデジタルを持ってます
けど、これもB650というメタルバンドバージョンがあります
から。このA700もプラバンドバージョンが遠くない内に必ず
出る筈ですし、私はそれが本命で、絶対欲しいと思ってます。
メリハリの利いた解像度の高さ、ケースのシャープさ、そしてガラス風防…!
これは凄いですね、画像で見る限りケースはまるで金属製の様に見えます。
凄く欲しいですが…ここは我慢!
クォーツショック時代にセイコーとシチズンが日本国内のカシオウォッチを
あらゆる時計店から排除させた為ディスカウント店や文具店に
販路を見出したと聞いたことがありますが、そういう名残か しきたりなのか
私の地域ではカシオスタンダードを扱ってくれている時計店は皆無状態です。
新作お披露目がディスカウントストア系しか無い様な日本より
正当評価をして販売してくれる海外マーケットを重要視するのは仕方ないのかな。
そういう経緯があったのですね。
私はてっきり「カシオ?電卓メーカーが時計を?」ってな感じで、時計店の方が無視したのかと思ってました。
チープカシオの人気が沸騰した時も利益的にはそれほどでもなかったらしい?ので、海外専用だとしても新作を出してくれるのはありがたいことですね。