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購入直後は「方位補正」が必要
さて、そろそろ方位測定機能についても触れなければなりませんね。
ここは取説をなぞるだけになりそうですが、頑張ってレビューしてみましょう!
方位測定は簡単で、時刻表示モードのときに、右下の”COMP”ボタンを押すだけです。
“COMP”ボタンを押すだけで方位測定モードに切り替わり、自動的に方位が表示されます。
ただし、購入直後は「方位補正」が必要です。
補正しなくても計測はできますが、計測後”PLEASE CAL”と表示されたら方位補正を行います。
※)最後に方位補正をしてから100日経った場合、または電池交換した場合にも、方位計測後に“PLEASE CAL”が表示されます。
この場合は、方位補正を再び行いましょう。
方位計測の基準を「真北」に変更する(磁気偏角補正)
さて、方位補正を行ったことで、正確な方角が計測できるようになりました。
と思ったら、このままでは、「北極の極点」を指さないらしいです…
説明書を読んで初めて知ったのですが、(もしかして高校までに習ったけど忘れてるだけ?)地磁気の極点は、北極・南極の極点から少しずれているので、地磁気の極点を指す方位磁石は、北極の極点を指さないのだとか。
地磁気の北側の極点はカナダの北側にあるそうで、北に向かうほどズレ(偏差)が大きくなるとのこと。
方位磁石は磁北の方角を指すため、真の北からズレてしまう
日本では約5度(鹿児島近辺)~約9度(北海道近辺)西に偏っているそうです。
秒針が1秒動いた時の角度が6度ですから、そうしてみると結構ずれてるんですね。
大まかに方角を確認する分には構いませんが、登山で使用するには無視できない誤差ですね。
そのため、方位磁石と地図で進行方向を確認するときには、ある方法で誤差を補正するらしいです。
その方法は、以下のサイトに詳しく書いてありますが、私にはちょっと難しくて、面倒に感じました。(説明が下手という意味ではないですよ)
でも、「SGW-100-1」には、このズレを補正する機能が備わっているので安心です。
東西どちらに何度偏っているかをセットすることで、「地図上の北」と「方位センサーの示す北」が一致するようになります。
「今自分のいる場所が、東西どちらに何度偏っているか?」は、国土地理院のサイトで確認できます。
登山・トレッキングでの使用方法は?
これでようやく、登山・トレッキングで使えるようになりました。
でも、私には登山・トレッキングの予定がないので、実用レビューをお届けするのは困難です。
なので、詳しい使用方法については「取扱説明書」をご参照ください。
すみません、丸投げしてしまいました(笑)
非トレッカーには方位計測機能は無用の長物か?
肝心の方位センサーについて、実用レビューが書けませんでしたが、私にとって方位測定機能は「おまけ」機能なんです。
それより、美しくも実用的な、時刻表示の方が魅力的です。
しかも、すべてのモードで現在時刻が確認できるなど、細かいところまで配慮が行き届いている。
フォーマルシーンにこそ向きませんが、実用的なデジタル腕時計が欲しい人にとっては、最高の腕時計ではないでしょうか。
実用一点張りではなく、デザインもカッコいいですし、たまに方角確認が必要になったとき(シーズンは過ぎましたが、恵方巻を食べるときなど)に活躍してくれますよ(笑)